レモンサワーを飲みながら書く育児ブログ

酔った勢いで育児の本音を綴ります

プレ幼稚園(3歳児クラス)登園拒否について

 

お久しぶりです。以前書いたこちら↓の記事の続きを書こうと思います。

 

mamasuke.hateblo.jp

 

3歳児クラス初日は何が何だかわからないうちに幼稚園バスに乗り込んだ息子。

2日目からは朝から「幼稚園行かない!制服着ない!お母さんと一緒にいたいの!」と泣き叫んでいました。それでも、靴下にトトロのイラストを描いてあげたりおやつで釣ったりでなんとか1週間登園することができました。

 

しかし土日を挟んだ2週目は息子も「もう騙されないぞ」と思ったのかどう頑張っても制服を着てくれなくなりました。制服を着ないと幼稚園バスには乗れないルール。幼稚園には遅れる旨を連絡して、制服を持ってサイクリングがてら幼稚園方向へ向かいました。園庭を眺めながら「わ〜滑り台楽しそう!いいな!」などと声を掛けてみたものの「いやーーー!!!泣」と泣き叫ぶ息子。

 

そうしている間にお昼を過ぎたのでこの日はお休みすることにしました。

 

このまま幼稚園に通えないのではないか。幼稚園に行けないということは小学校にも中学校にも行けず就職もできず、社会に適応できない息子の人生はどうなってしまうのだろうと絶望して私まで涙が出てきてしまいました。

 

翌日も幼稚園には「遅れます」と連絡をして、幼稚園入園前に通っていた体操教室(籍は残してあった)に参加することにしました。体操教室の先生に登園拒否の件について話すと「息子くんは嫌なことは嫌とハッキリ自己表現できて偉い!」と言ってくれました。この言葉を聞いて気持ちがふわっと軽くなりました。

 

私は自分の不安な気持ちから、無理矢理にでも幼稚園に行かすことばかり考えていたということに気が付きました。そして息子の不安な気持ちに向き合おうと考えが変わりました。すると幼稚園を休んでいることへの罪悪感も消えました。

 

体操教室の後に幼稚園に行く予定だったのをやめてマックでお昼ごはんを食べました。レジでハッピーセットを買って席に着くなり、息子が「幼稚園行く」と言い出しました。今から行ってもすぐに降園の時間ではあったけど息子のやる気を潰したくなかったのでマックを食べてすぐに幼稚園に向かいました。

 

その日の夕方、担任の先生に電話をしました。

まず、欠席すると言ったのに急に行くことにしてご迷惑をおかけしたことを謝りたかったのと、今後も登園拒否をした場合どうするべきかアドバイスをしていただきました。

担任の先生は「パジャマのままでもいいので毎日連れてきてください。お母さんに迷いがあると息子くんが不安になるので。幼稚園では楽しそうにやってるので大丈夫です」と。

 

体操の先生と幼稚園の先生とで言っていることは真逆に聞こえるけれど、私にはこの2つがピタッと心にハマって完成した感じがしました。

 

2つの言葉に共通しているのが「私(親)が自分の不安を解消するための選択をするのではなく、子供のためになる選択をしよう」と言うこと。

 

「幼稚園に行けないと社会に適応できない人間になってしまうのでは。でも無理矢理行かすのもかわいそうで見てられない」という私の不安で揺れ動く気持ちで息子を連れ回していたんです。

 

それから3週間ほど朝に「寂しい」と少し泣くことはあっても帰りの幼稚園バスから降りてくると幼稚園での出来事を話してくれるようになりました。3歳児クラス登園1ヶ月になる頃には朝の着替えも積極的に行うようになり、早めに幼稚園バスの停留所に行きたがるように。

 

こうなったのは私の考え方の変化だけではなく、息子が幼稚園に頑張って通って慣れてきたというのが大きいと思う。登園拒否は辛かったけど、育児の軸を見つけられることができた貴重な経験だったとも思う。あとは悩んだときは信頼できる人に相談するのは本当に大事。これが一番大事かも。